AdobeXDを実際に使ってみた感想

少し課題があるかも

こんにちは、中野です。今回はXDを実際に3ヶ月以上使ったので、その感想を述べます。 xdは非常に素晴らしいツールですが、夢のようなツールではないという感想です。 もちろん、自分のxdの習熟レベルが未熟ゆえに起こった出来事も多いのです、中級者の悩みとして記事にします。

いいところ

  • ワイヤーフレームがサクッと作れる
  • デザインも大体いい感じに作れる
  • 作ったデザインのcssがある程度作ってくれる
  • 特に影などの数値はデザイナーの思った通りの影を再現できるのが強いと感じました
  • 自分でデザインを作るには素晴らしいツール
  • リピートグリッドが素晴らしい
  • 色が簡単にとれる

微妙だなと思ったところ

  • HTML出力機能がデフォルトではなく、プラグインのWeb Exportを使用して出力したが、その結果レイアウトが崩れた
  • xdを持ってる人しかファイルを見ることができない
    • 有料ツールを全員持っている訳ではないので、持っている人と持っていない人の間でレビューなどがしにくい
  • 共有機能のリンクが自分がネットを切ると共有のリンクも切れる。
  • xd上でパーツを組み合わせたデザインをイラストレーターなどに出力したらずれる
    • これも改善方法があるのかもしれませんが、自分は相当大変だと
  • 共有機能で展開すると、xd上にあるコメントを共有できない
  • cssの自動生成機能はあるがあくまで参考レベル
  • 共有機能で文字のサイズが微妙に異なる
    • 14pxが13.98pxのようにわかりにくい出力で表示されていた。
  • 自分の場合はXDの機能に期待しすぎていた

それでも自分は使い続ける

色々課題はありますが、それでもHTMLとCSSとJavascriptでデザインを組むよりは簡単な工数で、イラストレーターで作るよりは、cssの出力機能がある分作りやすいです。

完成されたデザインかXDか

当然ですが、デザイナーに提出される際にHTMLとCSSとJavascriptがほとんどできてる状態が理想ではあります

illustratorかXDか

そもそもillustratorはwebデザインをするツールではありません。しかし業界ではよく使われているツールです。自分はXDの方がいいように感じます。同じAdobe製品でXdはweb制作デザイン特化のツールであり、リピートグリッド機能により簡単に作ることができ、かつcssの自動生成機能はなかなか魅力的です。

総括

以上現状こんな感じの感想です。 非常に便利なツールですが付き合い方は注意しつつ、より良いコンテンツを作ろうと思います。

Nakano
Nakano
Back-end engineer

AWS,Rails,UE4,vue.js,hugo,その他なんでもやりたい